
目次:
1)『この場所で、一番長く景色を見続けてきた木は誰ですか?』
2)きっかけはスタバ裏で見つけたバクチノキ。
3)園内の斜面に残る樹林地帯が気になる
4)1本の木をきっかけに、見え方が変わった公園の景色
『この場所で、一番長く景色を見続けてきた木は誰ですか?』
舞鶴公園の特に植物に注目して散策していると、
そんな謎が湧いてきた。

舞鶴公園はその昔、城が築かれ、武士が暮らし、
明治時代の廃城以降は陸軍が駐屯し、
戦時中には空襲を経験し、
戦後は学校や病院などの施設が建ち、
そして今、人が集う場所として整備されている。
この長い歴史を見続けてきた木はいるのだろうか?
もしいるならば
誰が一番長く、この景色を見続けたのだろう?

きっかけはスタバ裏で見つけたバクチノキ
はじまりはスタバ裏の斜面で見つけた「バクチノキ」。
他とは違う異彩を放ち、
『ナゼココニ?』と疑問がわいた。
幹は赤茶色で艶があり、
明らかに1本だけ空気の違う木。
「なんでここにこの1本だけ?」

その1本の木をきっかけに周りを見渡すと、
付近の木々は太くてたくましく、
樹冠も大きく、辺りは鬱蒼とした森のようだった。

園内の斜面に残る樹林地帯がなにやら気になる
それから園内の樹林地帯が気になるようになり、
木々がしげる樹林地帯に目を向けるようになった。

注目するようになって気がついたのは、
樹林地帯の大地は、
高低差がある地形に限定されるということ。
しかも丘の頂ではなく、
どちらかというと
斜面やそのヘリ付近に木々が生い茂る一角があるということだ。

『斜面や高台のヘリに植物が残る』という事象は、
専門家からすると至極当たり前な見解かもしれない。
けれど素人にとってこの気づきは、
視界が晴れるほどの大発見。
『いいポイントに気がついた!』と、ひとり膝を打ち、
その日は、歩き慣れた道の木とその地面ばかりを見て回ったほどだ。

「あ、ここも高まりに続く縁!」
「ここも斜面が茂ってる」と、
立ち漕ぎしながらママチャリをとばし、
気になっていたスポットを見て回った。
1本の木をきっかけに、見え方が変わった公園の景色
バクチノキをきっかけに、
園内の植物が気になり始め、
さらにはその植物が根をはる大地そのもの、
特に地形が気になり始めたというわけだ。
たまたま出会った1本の木をきっかけに始まった
舞鶴公園の地形から見る歴史探検。

専門家ではないからこそ、
目の前の景色に「ナゼココニ?」という問いが立ち上がり、
違和感を通して見慣れた景色に気づきを与えてくれる。

こうなったら、気が済むまで通ってみよう。
「セントラルパーク構想」でまた新たな形に変わろうとしている
舞鶴公園の今と昔を見逃さないように、
市民目線で舞鶴公園をじっくり観察してみよう。
『ナゼココニ?から始まる舞鶴公園探検』
私の舞鶴公園通いはもうしばらく
続くことになりそうだ。

