
斜面に沿って広がる
舞鶴公園の樹林地帯
天守台に向かって、
三ノ丸、二ノ丸、本丸と四層構造になっている福岡城。
天守台周辺の段差はもちろん、
地形を意識して全体を見てみると、
園内全体に緩やかな高低差があり、
『樹林地帯』はどこも、
斜面や高まりの付近に広がっていることに気が付きます。
その場所の多くは、敷地の際の部分で、
斜面だったからこそ、地形が残り続けてきたのではないかと想像し、
『どのくらい前からこの場所にいるの?』
『いつからこの景色を見続けているの?』と
樹林地帯になるまでの歴史が知りたくなるものです。
今のところ気になっているのは4つのエリア。
まずは三ノ丸広場の樹林地帯から見てみます。
気になる4つの樹林地帯を歩いてみる
①三ノ丸スクエアの西側

まずは、樹林地帯に目をむけるきっかけをくれた『バクチノキ』が立つ
『三ノ丸スクエア西側』。
大濠公園と隣あう斜面地になっていて、『三ノ丸広場西側』よりも、
美術館方面に向けて、斜面の幅が広くなり、
より木々が鬱蒼と茂っているエリアです。
①三ノ丸広場の西側

続いて『三ノ丸広場の西側』。
ここは大濠公園の通称・くじら公園と隣り合っているエリアで、
人の行き来もあり、随分とひらけた空間です。
大木の根っこは大地の上に根上がりし、
デコボコしている部分も多いので、足元には要注意の場所。
③牡丹・芍薬園の裾野

三ノ丸広場から鴻臚館方面に向かって直進すると、
右手にこんもりと小高い茂みが見えてきます。
下之橋御門から三ノ丸広場に入ってすぐのあたり、
高台の上には『牡丹・芍薬園』があり、
地図では『高屋敷跡』と記されているところです。
大濠公園との境目とは違うムードで、
小高い丘が残っています。

大木の根元には大小、種類もさまざまな石や岩が散乱。
石材自体は年代物ではないようだけど、
この景色に辿り着いた歩みが気になる一帯です。
④天守台の南側

そして、天守台の南側に広がるのは、
天守台に向かう石垣を見ながら、野鳥の声を聞きながら、
歩いて、走って、心地良い、スポーティーな樹林エリア。
⑤そのほかにも
4つのゾーン以外にも、園内には樹林地帯が点在していて、
その場所はいずれもやはり斜面や高まりの地形に広がっているようです。
斜面、
高まり、
高台のへり……。
芝生広場の開放感もいいけれど、やはり高低差のある地形が気になります。
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